- じゅし
- I
じゅし【呪師】(1)神秘的な力を用いて, まじないや儀式を行う者。 呪術師。(2)密教などで, 加持祈祷(キトウ)を行う僧。 しゅし。 ずし。(3)「呪師猿楽」の略。 のろんじ。IIじゅし【寿詞】賀寿の意を述べた詩歌や文章。 よごと。IIIじゅし【樹枝】木のえだ。IVじゅし【樹脂】(1)アカマツやカラマツなどの樹木から分泌する粘度の高い液体。 また, それが空気に触れ酸化して固まったもの。 やに。 松脂(マツヤニ)・琥珀(コハク)など。 合成樹脂に対して天然樹脂ともいう。(2)天然樹脂と合成樹脂との総称。Vじゅし【豎子・孺子】(1)未熟者。 青二才。
「軽薄なる二~の為めに吾校の特権を毀損せられて/坊っちゃん(漱石)」
(2)子供。 わらべ。~教うべし〔史記(留侯世家)〕張良の父が張良に言った言葉。 この子供は教育するだけの値打ちがある。~をして名を成さしむ〔史記(孫子伝)〕魏の龐涓(ホウケン)が, 斉の孫臏(ソンビン)に敗れたときに言った言葉。 つまらぬ相手に負けて功名をとげさせてしまう。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.